077-567-1123
■担当: 貞 雪栄
■使用生地:ドレープ/マリーイザベル(川島織物セルコン)、レース/PLISSE しわ加工(イタリア)
■施工エリア:京都市西京区
■施工ポイント:ウィリアム・モリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたマリーイザベルの生地を使い、華やかで品のあるお部屋づくりのお手伝いをさせていただきました。こちらの施工事例は京都の緒方設計士が手がけた戸建てのリフォームで、老後を見据えた洋室の改築になります。車いすでの出入りがスムーズで介護もしやすくという観点からも、建具の代わりに「カーテンで仕切る」というコンセプトになっています。
お部屋の印象を大きく左右するカーテンは、赤色が好きなご主人に合わせてマリーイザベルをご提案しました。華やかさ溢れるマリーイザベルは大きなリピートの大胆なデザインを刺繍ステッチのように見える織りで表現されています。明るく華やかで、エレガントな印象のお部屋になりました。
夜はゆっくりと休めるようカーテンの裏には遮光の裏地を付けて仕立てました。小窓に付けたボンディングバランス(上飾り)で上品にアクセントを加えました。お客様にはサプライズでイタリア製の赤い生地をバランスのすそにあしらったので、正直どきどきしていましたが、それを見たお客様には大変喜んでいただけたので何よりでした
赤に赤をあしらったコーディネートです。クッションにも裏側の生地とパイピングにイタリアンレッドで締めました。
小窓には高級感を増すボンディングバランスを天井から取り付け、カーテンレールの幅もカーテンの溜まりが窓にかからないように通常より長めにしました。カーテンを開けた時はなるべく光が取り入れられ、ダイナミックな窓まわりが演出できました。
ベッドルームから続くサンルームでは景色を見ながらほっと一息をつけるようにレースフロントで窓枠内にロールスクリーンを付けさせていただきました。ロールスクリーンを少し降ろせばお隣さんからの視線を遮れ、ご自宅のお庭が見渡せるようになっています。
マリーイザベルの表地はもちろんのこと、裏地や施工の仕方までお客様が納得してくださるよう細心の注意を払って仕立てあげ、施工も緊張感をもってさせていただきました。
「お客様の想像以上のものを」そんな思いでお仕事させて頂いています。A先生、この度はありがとうございました。
Yukie Sada
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