077-567-1123
■担当: 籔内 良樹
■使用生地:ドレープ/エイコーン(FF1004)、レース/ゴールデンリリーレース(FF1048)
■施工エリア:大阪府枚方市
■施工ポイント:ウィリアム・モリスの人気あるデザイン「エイコーン」と「ゴールデンリリーレース」を使ったカーテンをコーディネートさせていただきました。エイコーンは無地調でありながらもレリーフ調の柄が立体的に見える織りで、柔らかな風合いとマット(光沢のない)な表情が魅力的です。エイコーンに合わせたゴールデンリリーレースはユリがモチーフになった繊細な編みのレースで、柄の一部にゴールドのような色味がほんのりアクセントとなっています。
メインの窓にはお客様が憧れていたバランス(上飾り)をお客様のイメージに沿って制作させていただきました。お客様の第一希望として、窓から入る光をなるべく遮らないよう、カーテンの幅は窓より大きくして製作して欲しいとのことでしたので、カーテンの幅は窓より50cmほど大きくして仕立てました。そして取り付け位置も天井付近に変えたことで窓が一回り大きく見え、ダイナミックな印象の窓まわりに様変わりしました。
お客様はアンティークなインテリアに合うカーテンレールを付けるかバランスで仕立てるか悩まれていました。しかしながら気に入るカーテンレールがなかなか見つけられなかったことと、付けてみたいと思うバランスのイメージに出会えたことでバランスを選ばれました。現場打合せでは垂れ下がりの長さや角度、そのほかプリーツボックスの幅などを確認させていただきました。同じ生地で作ったカーテンはあっても唯一無二のバランスにはお客様も大変喜んでおられました。
以前は北欧柄がお好きだったこともあったそうですが、今ではアンティーク家具に合わせてインテリアを選んでおられます。モリスのデザインと川島織物セルコンの技術が融合したカーテンで、飽きのこないこだわりの窓装飾になりました。
TV側の窓にはバランスを付けず、アイアンレールを使って仕立てました。TVや棚、エアコンがあるのであまりごちゃごちゃさせない方がよかったと思います。メインを引き立てる少し引いた感じがよかったと思います。
ゴールデンリリーレースは繊細な編みのレースで、高級感がありました。ベースの色も真っ白でなく、オフホワイトにゴールドのような色味がほんのり使われているのでベージュ系のカーテンとよく馴染みました。クラッシックやアンティークインテリアが好きな方におすすめのレースです。
ウィリアム・モリス ピンパネルを使用したカーテンとシェード
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