ローマンシェード | おしゃれなカーテン(窓まわり) 10選
ローマンシェード
Roman Shades
INDEX
ローマンシェードとは
ローマンシェードは生地を平行にたたみあげて上下に開閉させるカーテンのことで、2枚の生地を前後で仕立てたツインシェード(ダブルシェード)と1枚の生地で仕立てたプレーンシェードがあります。シェードのスタイルはそれぞれ選べ、生地のデザインや柄を活かして仕立てます。
横開きのカーテンと比べ、窓の両サイドにカーテンのたまりができないので、窓まわりがすっきりするのが一番の特徴です。
窓まわり(カーテン)でお部屋の印象は大きく変わりますので、自分らしい形や生地を選んでみるのはいかがでしょうか?
ローマンシェードの選び方 ガイド
ローマンシェードにはどんなスタイルがあってどんなシーンに向いている?そんなローマンシェードの選び方のテクニックをご紹介します。
シェードを選ぶときの参考にしてみてください。
1.掃き出し窓と腰高窓がとなり合う時のコーディネートに
たとえばリビングに掃き出し窓と腰高窓がとなり合う場合、同じ生地を使って掃き出し窓をカーテンに、腰高窓をローマンシェードにすることがあります。同じ生地でスタイルを変えます。そうすることでアクセントのあるおしゃれな印象になり、統一感のある空間になります。出入りしやすいカーテンの良さと、シェードのすっきりとした印象の組み合わせは実はよく使うテクニックの一つです。
ローマンシェードは窓の両端にたまりができるカーテンと比べ、窓近くまでテーブルやソファなどの家具を配置しても操作のじゃまになりません。チェーンを引っ張ればたたみ上がり、チェーンを引けば自動降下します。すっきりとした窓まわりになります。
2.とにかくシンプルが好き、でもしっかり遮光もしたい時のコーディネートに
よりシンプルなスタイルを好む方におすすめの裏地付きローマンシェード。リビングというよりは寝室におすすめです。設置方法は窓を覆いかぶす正面付けにし、遮光性の高い裏地を付けます。裏地は遮光性を高めるほか、強い日差しから生地や床材を守ってくれます。冷暖房効果がアップすることも忘れてはならないポイントです。
生地はシンプルなものから柄のあるものまで幅広いジャンルの中からお選びいただけます。手動のローマンシェードは1台で幅4m、高さ3mまで製作可能ですが、裏地付きのローマンシェードはサイズによって重くなることもあるので、ギア式のプーリーを使うことや電動にすることをおすすめします。
3.小さなお子さまやペットのいるご家庭でも安心・安全に使っていただけるローマンシェード
小さなお子さまやペットのいるご家庭にも重宝されるローマンシェード。ワンちゃんや猫ちゃんが出入りしやすいように、またはお庭を見渡せるようにローマンシェードを選ばれる方も多いです。カーテンにはない「上下の調整」ができることがシェードの魅力でもあります。
子供やペットによる窓まわり製品のいたずら対策にも有効なので、「親のストレス軽減」にもつながるかも…。近年ではチャイルドセーフティー機能が付いたループレスタイプも販売されていますので、より安心・安全に使っていただける製品になっています。
4.コーナー(L型)窓やカウンター上の窓にもすっきり納まるローマンシェード
コーナー窓や、窓の下にカウンターなどがあることはよくあります。そんな窓にもしカーテンを付けたら開閉する時にカウンターの上のものと干渉したり、カーテンを開けた時のたまりが気になりますよね。そのような場合でもローマンシェードはすっきりときれいに納まります。空間に馴染む生地を選べば使い勝手の良いの窓装飾になります。
おすすめ施工例 10選
Case 1 シンプルモダン
ダブルシェード(シャープ&シャープ)の施工パターンです。これ以上ないというくらいすっきりとした窓装飾です。ドレープもレースもシャープスタイルにしました。窓上部の堀り上げカーテンBOXを使うことで、空間に溶け込みました。
無地でも無機質にならず暖かみが感じられるのは、リネンの風合いとファブリックのもつ柔らかさが同時に表れているからなのでしょうね。シンプルでいて、居心地の良い優しさを感じられる空間となりました。
Case 2 フロントレース&シャープシェード
ボタニカル柄のレースをフロントレースで使い、リゾートホテルのようなインテリアを演出しました。ドレープ(シェード)はレースを引き立てるためにあえて窓側に設置しました。
オパール加工になったギリシャ製のレースとイタリア製のインディゴブルー(リネン100% )のコーディネート。シェードはきれいにたたみ上がるようシャープシェードにしました。お気に入りのカーテンとこだわりの家具に囲まれて心落ち着く空間になりました。
Case 3 ナチュラルモダン
ウッドデッキへと続く大開口の掃出し窓は幅3500、高さは2200 ありました。窓の付近にはリビング階段があったので、ローマンシェードをまず最初にすすめました。もしカーテンで仕立てたら、窓の両サイドに大きなカーテンの溜まりができると思い、階段付近の有効幅はできるだけ確保しようと思いました。
レースは日中はウッドデッキへと出入りしやすいよう、レースカーテンにしました。窓枠内に設置したのですっきりとした印象です。カーテンレールの両端にもマグネットランナーを付けたので、中央からだけでなく、両端からも出入りがしやすくなっています。
Case 4 フロントレースのダブルシェード
2階のリビングからは外の景色が楽しめるよう、オパール加工のフロントレースをご提案しました。立地的に外からの視線をあまり気にする必要がなかったので、透け感のあるオパール加工でナチュラルインテリアにアクセントを加えました。
L字型になった間取りの1面にはダブルシェードを。もう片方の面は出入りしやすいカーテンにしました。大柄なレースは視覚的にも動きがあり、明るい窓装飾がナチュラルモダンなインテリアに溶け込んでいました。
Case 5 サイドボーダー付きのシェード
中古マンションをリノベーションされたお部屋にサイドボーダー付きのプレーンシェードでおしゃれを楽しんでみました。ダイニングターブルを置くとそんなに広くないスペースだったので、すっきりと納まるようシェードで仕立て、グレージュのダマスク柄に合わせてサイドボーダーを付けました。
シェードならではの上下に調整できる機能で気になる視線や日差しをカットします。シャビーシックなインテリアにもシェードは合います。
Case 6 電動ローマンシェード
琵琶湖の畔にある別荘に、フィスバ (FISBA) のリゾート感漂う生地を使ってローマンシェードを付けさせて頂きました。以前は手動のプレーンシェードが付いていましたが、今回は便利な電動シェードをご提案しました。
電動シェードはTOSO社の大型(スーパーリベルタ)で、ホテルや商業施設などに使われるほどのキャパを持ったメカです。生地はリゾート感が感じられるFISBA(フィスバ)社のANTIQUEでモダンなダマスク柄がモチーフになっています。シェードを使ってリゾート感たっぷりの窓まわりを演出できます。
電動ローマンシェードの施工例はこちら
Case 7 絵画のようなシャープシェード
18世紀から続くフランスの伝統的な柄 「Tree of Life」を使って絵画のように楽しめるシェードを付けさせて頂きました。Tree of Life は見ているだけで力が湧いてきそうなファブリックで、そんなパワーを感じるファブリックを使ってシェードに仕立てました。
ダイニング側にはアップダウンスタイルというプリーツスクリーンを付けました。腰高ぐらいまでのプライバシーは確保しつつ眺望を楽しめるスタイルです。
Case 8 フラットバルーンシェード&カーテン
シックなヴィンテージテイストのお家に付けたフラットバルーンシェードとドレープカーテン。ドレープとレースは共に100%リネンの素材で、ざっくりとした風合いで肌触りが良く、インテリアファブリックとして心地よい生地です。
レースは大きなスワッグで仕立てたフラットバルーンスタイルで、柔らかな曲線を描きました。生地の素材感を生かしたスタイルで、ゆったりとした空間に似合う仕上がりとなっています。
Case 9 オーストリアンシェード
アンティークのプライベートサロンにオーストリアンシェードを施工させて頂きました。オーストリアンシェードは生地の柔らかさを生かし、シェード全体に細かいウェーブを付けたスタイルです。
アンティーク家具がよく似合う優雅でクラシカルな窓辺は、内側からはもちろんのこと通りがかりの人が思わず足を止めてしまうほど美しく、魅力的な店構えになりました。窓辺をひときわゴージャスにそしてエレガントに装いたい方はオーストリアンシェードをおすすめします。
Case 10 モリスの生地を使ったシェード
ウィリアム・モリス のデザインがお好きなお客様にマナトレーディング社が扱う本場イギリスのピンパネルを使ってシェードに仕立てました。自然素材にプリントされた生地なので、少し光が漏れるため、裏地を付けさせて頂きました。
窓のサイズの中できちんと柄取りを考えることがローマンシェードの醍醐味でもあります。「たまたまそうなった」ではなく、実は「そうしたんだ」でございます。カーテンと合わせてクッションも作らせて頂きました。お気に入りのインテリアファブリックに囲まれて生活してみてはいかがでしょうか。
その他の施工実例
Styles of Roman Shade
ローマンシェード
プレーンシェード
フラットな布面が一定の横ヒダを作りながらたたみ上がり、生地の持つ素材感や風合い、柄が生きるシンプルなスタイル
シャープシェード
シェード裏のバーが綺麗にたたみ上げる役割をしていて、モダンで引き締まった印象のスタイル
バルーンシェード
シェードの裾部分に風船(バルーン)のようにふっくらとした丸みをもたせてたたみ上がり、華やかで上品なスタイル
出窓バルーンシェード
2連から5連までの出窓に対応できる出窓向けのバルーンスタイル
フラットバルーンシェード
プレーンのシンプルさとバルーンのボリュームをほどよくお楽しみいただけるスタイル
サイドバルーンシェード
シェードを上げるとふんわりとしたバルーンになる新しいエレガントスタイル
オーストリアンシェード
生地の柔らかさを生かして、シェード全体に細いウェーブをつけ、ひときわエレガントでゴージャスなスタイル
ムーススタイル
ひとつのスワッグを裾の中央から美しく摘まみ上げ、全体まで降ろすとカーテンのようにも見せられるスタイル
ピーコックスタイル
優雅な孔雀の羽根をモチーフにしたユニークなスタイルは優雅で華やかな印象に
More Project
電動ローマンシェード
大変便利な電動ローマンシェード。お体に障害がある方や介護・サポートが必要な高齢者の方だけでなく、スマートホーム化が進むにつれて一般家庭での電動カーテン普及率が増えてきています。
吹き抜け窓や連窓には最適のアイテムです。ボタン一つで手の届かない位置や複数台を操作できる電動ローマンシェードは一度体験すると手動にはもう戻れません・・・。
窓周りにコンセントがあれば設置は簡単です。大がかりな電気工事は不要です。
将来に備えて電動カーテン・シェードにしてみてはいかがでしょうか?
電動カーテンのことならお気軽にご相談ください。
ショールームでは電動シェードをはじめ様々なスタイルのローマンシェードを展示しております。
京都・大阪・名古屋・神戸など幅広いエリアに対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
電動ローマンシェードの施工実例
ローマンシェードのデメリット・メリットについて
ローマンシェードのデメリットを強いて言うならば
- 初期費用が一般的なカーテンに比べてやや高め
- 洗濯の仕方・元に戻すやり方がわかりにくい
- 機械ものなので経年劣化による伴う故障や破損
- 簡単に移動・移設できない
などがあげられるのではないでしょうか。
etc…
一方でメリットを挙げるとするならば
- カーテンにはないすっきりとした印象のインテリアに
- カーテンとは違って直接生地に手を触れないので、汚れたり型崩れしにくい
- 洗濯も慣れてしまえばそんなに大変なことじゃない
- 生地の張り替えができるので、生地が傷んだり雰囲気を変えたい時は生地だけ購入すればよい
etc…
何事も一長一短はあるものです。オーダーカーテン選びは用途や間取り、インテリアの雰囲気に合わせて決めてみてはいかがでしょうか。
ローマンシェードの洗濯方法について
ローマンシェードのはオーダーカーテンと同様に洗濯可能です。
生地の組成にもよりますが、ポリエステルの生地であればご自宅でネットに入れて洗濯することができます。(コットンやリネンといった天然素材はドライクリーニングをおすすめします。)
お洗濯や掛け替えの際に役立つシェード生地の取り外し・取付方法に関しては下記のリンクよりご覧いただけます。
カーテン専門店ならではのご提案
お部屋の雰囲気や空間に合わせて、最適な窓まわりのご提案をいたします。ローマンシェードにおいては生地のほかスタイルまで選べます。豊富なバリエーションの中から「お気に入りを見つけ出す」そんなわくわくするようなカーテン選びを私たちとしませんか?
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