077-567-1123
■担当: 籔内 良樹
■使用生地:ドレープ/AC2319(サンゲツ)
■施工ポイント:当HPの施工例をご覧になってお問合せ頂いた神戸市北区のアイラッシュサロン・まつ毛エクステ「SiLky」シルキー様より、カーブレールを使った施術室の間仕切りカーテンのご依頼を頂きました。お仕事で忙しいのと遠方ということもあり、当ショールームにご来店頂くことはありませんでしたが、メールでイメージのやり取りや、見積りを見ていただいてから現地での打ち合わせとなりました。
カーブレールは施術で使用するベッドの幅、それから天井の下地の位置からカーブレールのカーブ(R)などを割り出して、メーカー特注での加工となります。お選び頂いたカーテン(AC2319)はモール糸を使ったリッチなドレープで、光沢が美しいです。
カーブレールは将来を見据えて2セット設置しましたが、たちまちカーテンは1セット分のみご用意させていただきました。
特注カーブレールの施工は難易度がかなり高いです。装飾レールなどとは比べ物にならないぐらい技術が要ります。まず一番肝心なのは下地の位置を確認してから特注レールの発注になるのですが、それをきちんと納めるのは職人さんの腕の見せどころです。当社の施工ではレーダーを用いてレベルを出し、美しく丁寧に納めさせて頂きます。吊棒の数が多いと吊棒が目立ってしまうので、必要最小限の範囲で美しく施工します。
SiLkyさん(お客様)は神戸市のカーテン屋さんで特注カーブレールの施工をいくつか依頼したそうですが、「できるところがなかったので滋賀のカーテン屋さんにお願いした」と仰いました。他社にできないことができ、そしてお客様のご希望に添えることができて、とても誇らしげな気分になりました。難しい施工であればあるほどやりがいが持てるもんですよね。
玄関ホールが吹き抜けになっており、お客様をもてなす空間を上質にしたいという思いからバランス(上飾り)付きのカーテンを施工させていただきました。スワッグテールバランスはお客様が持つイメージを縮尺した図面に落とし込んで理想的な比率を考えました。テールの長さやスワッグの大きさなどで大きくイメージが変わるので、お客様が満足する形に仕上げるのが私たちの喜びです。
デッサンしているときは「どんなふうに仕上がるだろうか…」などとワクワクしながら描いています。中央部分には縫製工場に無理を言ってロープタッセルを縫い付けてもらいました。窓上の壁の部分をうまく利用してバランスを仕立てたこともあり、お客様には大変喜んで頂けました。
職人さんが安全確認の上、2階の手すりから吹き抜けにブリッジをして施工して頂きました。私は補佐役としてしっかり支えていました…。
この度は神戸よりお声がけ頂いた「SiLky」シルキー様に大変感謝しております。エステやサロンの間仕切りや、ファブリックを使った空間の演出づくりのことなら当社にお任せください。まずはお気軽にお問い合わせください。
Ryoki Yabuuchi
バランス特集ページ
スワッグ&カスケードバランス 吹き抜け ペーズリー柄 カーテン
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