2018年度 海外買い付け模様【ハイムテキスタイル】ドイツ
今年もハイムテキスタイルに行ってまいりました。
毎年1月にフランクフルトで開催される世界最大のホームテキスタイルの国際見本市、
「Heimtextil (ハイムテキスタイル) 2018」
ファッションと同じで毎年インテリアのトレンドは変わり続けます。
その業界の動きをしっかりトレンドキャッチし、各エディター・メーカーが競って新作発表をしますので、日本の市場に取り入れられそうな新作を買い付けに行ってきました。
開催中、4日間かけて広い会場を端から端まで見て歩きます。
今年も草津店と東京店とで一丸となり、たくさん交渉して参りました。
モンルーベとしてはハイム展示会連続20回目ということもあって、もうすっかりお馴染みの取引先の方とも年一の顔を合わせる楽しい機会でもあります。
まずは会場様子から。
DECOチームによる展示ブースでは次に来ると予測されているインテリアトレンドカラーの1つ、赤が目に飛び込んできました。エネルギッシュな赤をインテリアに取り入れて、心理的に元気をもらえそうなお色です。
日本流行色協会(JAFCA)は、2018年のトレンドカラーとしてミントグリーンを選定したそうです。
今年は会場を歩いていて、よくブルーグリーンを見かけました。
あちらこちらでブルーグリーンが使われておりました。
その他に目立ったのがトレンドキーワードの1つ「ジャングル インテリア」。
森の中に居る様な、おサルさんの柄や、ボタニカルのプリントもたくさん出てました。
どこのブースもブルーグリーンが多く、またそのパキッとした壁の上に、それぞれのファブリックのカラーも生えていて、同色系コンビネーションでも、補色系コントラストとしても、とても洒落てました。
観葉植物とボタニカル柄で、スタイリッシュに仕上げるカーテンはとても「イマドキ」です。
ミレニアル世代を中心に世界中で注目されている、「ミレニアルピンク」と総称される薄ピンク色も注目でした。
トレンドチェックもさることながら一番の目的は新作の買い付けです。
それは巨万とある商品の中から、当店に並ぶ選りすぐりのセレクトとなります。
しっかり日本のお客様に喜ばれるクオリティ、価格帯、その他のアフターサービスも含めて吟味するので、目利きと、経験が必要不可欠になります。
今年も30社を超える取引先のブースを1つ1つ回り、トレンドや新作の特徴を一つずつ聞いてきました。
そして、ワクワクするような美しいファブリックをたくさん入れて参りました。
いつも優しく接して下さるジェントルマンたちと記念撮影してきました。
彼らはそれぞれの会社の3~5代目の方々です。ドイツ・イタリア・ハンガリーの社長さんたちと代々受け継がれるファミリービジネスで、今も世界をリードする最新ビジネスを発信されています。
時代にあわせ革新させ、歴史を未来に継承し、オリジナルを創り出す力を感じました。
こちらはその昔実際に使用されていた手織り機だそうで、趣がありました。
温故知新の心をもって変化を恐れず、これからもお客様に喜んで頂けるサービスをしていきたいと強く感じた買付となりました。
ハイムテキスタイルに出展されている新作の国内販売となると、大手メーカーなどでは2年以上後になるケースもあり、それでは情報発信されているトレンドとタイムラグが生じてしまいます。しかし当社モンルーベでは直輸入なので、スピーディーに仕入れることができ、もう既にお店に新作が展示されております。
鮮度と感度の高さは誇れると自負しております。
是非たくさんの方に見て頂ければ幸いです。